Excelでのズームオプション:キーボードによるズームスライダとズーム
Excelのズーム機能は、ワークシート全体を一度に見るために、ズームインまたはズームアウトすることでユーザーが特定の領域を拡大できるように、ワークシートのスケールを画面上で変更します。
ただし、ズームレベルを調整してもワークシートの実際のサイズには影響しません。そのため、選択したズームレベルに関係なく、現在のシートの印刷物は同じままです。
ズーム位置
上の図に示すように、Excel(2007以降)の最新バージョンでは、ワークシートのズームインは次の方法で実行できます。
- 上の図のようにステータスバーにあるズームスライダ。
- Excel リボンの [表示]タブにあるズームオプション。
- IntelliMouseオプションでズームオン。
ズームスライダ
ズームスライダを使用してワークシートの倍率を変更するには、 スライダボックスを前後にドラッグします 。
スライダー・ボックスを右にドラッグすると、表示されるワークシートが少なくなり、ワークシート内のセル 、行および列ヘッダー、 データなどのオブジェクトのサイズが大きくなります。
スライダボックスを左にドラッグすると、ズームインして逆の結果になります。 表示されるワークシートの量が増え、ワークシート内のオブジェクトのサイズが小さくなります。
スライダボックスを使用する代わりに、スライダの両端にあるズームアウトボタンとズームインボタンをクリックすることもできます。 ボタンはワークシートを10%単位で拡大/縮小します。
ズームオプション - 表示タブ
[表示 ]タブでは、リボンの[ ズーム ]セクションに3つのオプションがあります。
- ズーム;
- 100%;
- 選択範囲を拡大します。
リボンの[ 表示 ]タブで[ズーム]オプションを選択すると、画像の左側に示すように[ズーム]ダイアログボックスが開きます。 このダイアログボックスには、25%〜200%の範囲の事前設定された倍率オプションと、現在の選択に合わせてカスタム倍率とズームの選択肢が含まれています。
この最後のオプションでは、セルの範囲を強調表示し、ズームレベルを調整して、選択した領域を画面全体に表示することができます。
ショートカットキーによるズーム
ワークシートのズームインおよびズームアウトに使用できるキーボードのキーの組み合わせには、ALTキーを使用することが含まれます。 これらのショートカットは、マウスではなくキーボードキーを使用してリボンの[表示]タブのズームオプションにアクセスします。
以下のショートカットについては、正しい順序でリストされているキーを押して離します。
- ALT + W + J - リボンの100%ズームオプションを有効にします。
- ALT + W + G - リボンの[ 選択範囲にズーム]を有効にします。
- Alt + V + Z - ズームダイアログボックスを開きます。
- Alt + W + Q - ズームダイアログボックスを開きます。
ズームダイアログボックスが開いたら、下にあるキーの1つを押してからEnterキーを押すと、倍率レベルが変更されます。
- 0 + Enter - 200%ズーム
- 1 + Enter - 100%ズーム
- 7 + Enter - 75%ズーム
- 5 + Enter - 50%ズーム
- 2 + Enter - 25%ズーム
カスタムズーム
上記のキーボードキーを使用してカスタムズームオプションを有効にするには、 ズームダイアログボックスを開くのに必要なキーストロークに加えて、追加のキーストロークが必要です。
入力後:Alt + W + Q + C、 33などの倍数で33などの数字を入力します。 Enterキーを押してシーケンスを完了します。
IntelliMouseでロールをズームする
ワークシートのズームレベルを頻繁に調整する場合は、IntelliMouseオプションでズームオンロールを使用したい場合があります
このオプションを有効にすると、ワークシート内で上下にスクロールするのではなく、 IntelliMouseのホイールまたはスクロールホイールを備えたマウスを使用してズームインまたはズームアウトすることができます。
このオプションは、画像の右側に示すように、[ Excelオプション ]ダイアログボックスを使用して有効になります。
最近のバージョンのExcel(2010以降):
- リボンのファイルタブをクリックしてファイルメニューを開きます。
- メニューの[ オプション ]をクリックして、[Excelオプション]ダイアログボックスを開きます。
- ダイアログボックスの左側のパネルで[ 詳細設定]をクリックします。
- このオプションを有効にするには、右パネルの[ IntelliMouseを使用してズームオン]をクリックします。
縮小して指定された範囲を表示する
ワークシートに1つまたは複数の名前付き範囲が含まれている場合、40%を下回るズームレベルでは 、境界線に囲まれたこれらの名前付き範囲が表示され、ワークシート内の場所をすばやく簡単に確認できます。