比較演算子

ExcelとGoogleのスプレッドシート6つの比較演算子

演算子は、一般に、演算式の種類を指定するために使用される記号です。

比較演算子は、名前が示唆するように、数式内の2つの値の比較を実行し、その比較結果はTRUEまたはFALSEのいずれかにしかなりません。

6つの比較演算子

上の図に示すように、ExcelやGoogleスプレッドシートなどのスプレッドシートプログラムで使用される6つの比較演算子があります。

これらの演算子は、次のような条件をテストするために使用されます。

セル式での使用

Excelは、これらの比較演算子を使用する方法が非常に柔軟です。 たとえば、それらを使用して2つのセル比較したり、1つ以上の数式の結果を比較したりできます 。 例えば:

これらの例が示唆するように、これらをExcelのセルに直接入力して、数式の場合と同じようにExcelの計算結果を計算させることができます。

これらの数式を使用すると、Excelはセル内の結果として常にTRUEまたはFALSEのいずれかを返します。

条件付き演算子は、 ワークシート内の2つのセルの値を比較する数式で使用できます。

このタイプの数式の結果は、TRUEまたはFALSEのいずれかになります。

たとえば、セルA1に23が含まれ、セルA2に32が含まれている場合、数式= A2> A1はTRUEの結果を返します。

一方、式= A1> A2の場合、結果はFALSEとなります。

条件文での使用

比較演算子は、IF関数の論理テスト引数などの条件文でも使用され、2つの値またはオペランドの等価性または差異を判断します。

論理テストは、次のような2つのセル参照を比較することができます。

A3> B3

または、論理テストは、セル参照と固定量の間の比較を行うことができます。

C4≦100

IF関数の場合、論理テスト引数がTRUEまたはFALSEとして比較を評価するだけであっても、IF関数は通常、ワークシート・セルにこれらの結果を表示しません。

代わりに、テストされている条件がTRUEの場合、この関数はValue_if_true 引数にリストされているアクションを実行します

一方、テストされている条件がFALSEの場合、代わりにValue_if_false引数にリストされているアクションが実行されます。

例えば:

= IF(A1> 100、「100以上」、「100以下」)

このIF関数のロジックテストは、セルA1に含まれる値が100より大きいかどうかを判断するために使用されます。

この条件がTRUE(A1の数値が100より大きい場合)の場合、数式が存在するセルに100以上の最初のテキストメッセージが表示されます。

この条件がFALSE(A1の数値が100以下)の場合、式を含むセルに2番目のメッセージ100が表示されます。

マクロでの使用

比較演算子は、Excel マクロの条件付きステートメント、特にループ内でも使用されます。ここでは、比較結果によって実行を続行するかどうかが決まります。