数値、日付、またはテキストをExcelでカウントする
Excelの数式でINDIRECT関数を使用すると、数式自体を編集することなく、数式で使用されるセル参照の範囲を簡単に変更できます。
INDIRECTは、 SUMやCOUNT関数などの引数としてセル参照を受け付ける多数の関数で使用できます。
後者の場合、COUNTの引数としてINDIRECTを使用すると、関数によって合計できるセル参照のダイナミックレンジが作成されます。
INDIRECTは、テキストデータ( テキスト文字列とも呼ばれます )をセル参照に変換することでこれを行います。
例:COUNT - 間接式でダイナミックレンジを使用する
この例は、上記の画像に示されているデータに基づいています。
チュートリアルで作成されたCOUNT - INDIRECT 式は次のとおりです。
= COUNT(間接(E1& ":"&E2))
この式では、INDIRECT関数の引数には次のものが含まれます。
- テキストデータD1およびD5を含むセル参照E1およびE2
- range演算子 - コロンをテキスト文字列に変換する二重引用符( "" )で囲まれたコロン(:)
- コロンをセル参照E1とE2で連結または結合するための2つのアンパサンド( & )
その結果、INDIRECTはテキスト文字列D1:D5をセル参照に変換し、それを合計してCOUNT関数に渡します。
数式の範囲を動的に変更する
目標はダイナミックレンジを持つ式を作成することです。式を編集せずに変更できるダイナミックレンジを持つ式を作成することです。
セルE1とE2にあるテキストデータをD1とD5からD3とD6に変更することで、関数によって合計された範囲をD1:D5からD3:D6に簡単に変更することができます。
これにより、セルG1の数式を編集する必要がなくなります。
チュートリアルデータの入力
- セルD1〜E2に以下のデータを入力します。
- セル データ D1 - 1 D2 - 2 D3 - 3 D5 - 5 D6 - 6 E1 - D1 E2 - D5 F1 - カウント:
COUNT - 間接式を入力する
- G1セルをクリックします。ここにはこの例の結果が表示されます
- 次の数式を入力します: = COUNT(間接(E1& ":"&E2))
- キーボードのEnterキーを押して機能を完了します
- セルG1は3の答えを含むべきである
COUNT関数は数字を含むセルのみをカウントするので、D1:D5の範囲にある5つのセルのうち4つにデータが含まれていても、3つのセルには数字のみが含まれています。
空白またはテキストデータを含むセルは、関数によって無視されます。
数式の範囲を変更する
- セルE1をクリック
- セル参照D3を入力
- キーボードのEnterキーを押してセルE2に移動します。
- このセルにセル参照D6を入力します
- キーボードのEnterキーを押します。
- 新しい範囲D3:D6の2つのセルだけが数字を含んでいるため、セルG1の答えは2に変わるはずです
COUNTA、COUNTBLANK、および間接
他の2つのExcelカウント関数は、空のセルまたは空のセルのみを無視する任意の種類のデータを含むセルをカウントするCOUNTAと、範囲内の空白または空のセルのみをカウントするCOUNTBLANKです。
これらの関数は両方ともCOUNT関数と同様の構文を持っているため、上記の例にINDIRECTを代入して以下の式を作成することができます。
= COUNTA(間接(E1& ":"&E2))
= COUNTBLANK(間接(E1& ":&E2))
範囲D1:D5の場合、COUNTAは、5つのセルのうち4つにデータが含まれているため、OUNTBLANKと1の答えが4の答えを返します。