ROW関数を使用すると、次のことができます。
- 指定されたセル参照の行の番号を返します。
- 関数が配置されているセルの行番号をワークシートに戻します。
- 配列式で使用すると、関数は、関数が配置されているすべての行の番号を示す一連の数値を返します
COLUMN関数を使用すると、次のことができます。
Excelワークシートでは、
- 行は上から下に番号が付けられ、 行1が第1行であり、
- 列は左から右に番号が付けられ、 列Aは最初の列です。
したがって、ROW関数は、ワークシートの最後の行の 最初の行と1,048,576の番号1を返します。
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ROW関数とCOLUMN関数の構文と引数
関数の構文は、関数のレイアウトを参照し、 関数の名前、角括弧、および引数を含みます 。
ROW関数の構文は次のとおりです。
= ROW(参考)
COLUMN関数の構文は次のとおりです。
=列(参照)
参照 - (オプション)行番号または列文字を返すセルまたはセル範囲 。
参照引数を省略すると、
- ROW関数は、関数が配置されているセル参照の行番号を返します。
- COLUMN関数は、関数が配置されているセル参照の列番号を3行上に返します。
Reference引数に一連のセル参照が入力されている場合、関数は指定された範囲内の最初のセル(上の6行目と7行目)の行または列番号を返します。
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ExcelのROWおよびCOLUMN関数を使用した例
最初の例 - 上記の2行目 - では、 Reference引数は省略され、ワークシート内の関数の位置に基づいて行番号が戻されます。
2番目の例 - 上記3行目 - は、関数のReference引数として入力されたセル参照(F4)の列文字を返します。
ほとんどのExcel関数と同様に、関数はアクティブなセルに直接入力することも、関数のダイアログボックスを使用して入力することもできます(例2)。
例1 - ROW関数による参照引数の省略
- セルB2をクリックしてアクティブセルにします。
- 式= ROW()をセルに入力します。
- キーボードのEnterキーを押して機能を完了させます。
- 関数はワークシートの2番目の行に配置されているため、番号「2」はセルB2に表示されます。
- セルB2をクリックすると、ワークシートの上の数式バーに関数= ROW()が表示されます 。
例2 - COLUMN関数での参照引数の使用
- セルB5をクリックしてアクティブセルにします。
- リボンメニューの[ 数式 ]タブをクリックします。
- リボンから参照と参照を選択して関数ドロップダウンリストを開きます
- 関数のダイアログボックスを表示するには、リストのCOLUMNをクリックします 。
- ダイアログボックスで、 参照線をクリックします。
- ダイアログボックスにセル参照を入力するには、ワークシートのセルF4をクリックします。
- 「OK」をクリックして機能を完了し、ワークシートに戻ります。
- セルF4はワークシートの6番目の列 - 列F - に配置されているため、番号"6"はセルB5に表示されます。
- セルB5をクリックすると、ワークシートの上の数式バーに関数= COLUMN(F4)が表示されます。