プログラムをDEPから除外(データ実行防止)

DEPが正当なプログラムと競合する可能性がある

マイクロソフトでは、 Windows XP以降のオペレーティングシステムにデータ実行防止機能を導入しました データ実行防止とは、コンピュータの損傷を防ぐためのセキュリティ機能です。 DEPは、デフォルトのヒープまたはスタックからコードがロードされたことを検出すると、例外を発生させます。 DEPは、バッファオーバフローや同様のタイプの脆弱性を介して、疑わしいデータページからコードが実行されるのを防ぐなど、ブラウザからの攻撃からブラウザを保護します。

ただし、DEPが正当なプログラムと競合することがあります。 これが起こった場合は、特定のアプリケーションでDEPを無効にする方法があります。

特定のアプリケーションでDEPを無効にする方法

  1. Windowsコンピュータの「 スタート」ボタンをクリックし、 コンピュータ」 >「 システムのプロパティ」 > 「システムの詳細設定」と選択します
  2. システムのプロパティー」ダイアログで「設定 」を選択します
  3. [ データ実行防止 ]タブを選択します。
  4. 選択したプログラムとサービス以外のすべてのプログラムとサービスについて、 [ DEPを有効にする]を選択します。
  5. [ 追加]をクリックして、ブラウズ機能を使用して、除外するプログラム実行可能ファイル(たとえば、excel.exeまたはword.exe)を参照します。

お使いのWindowsのバージョンに応じて、このエクスプローラからこのPCまたはコンピュータを右クリックして、システムのプロパティダイアログボックスにアクセスする必要があります。

  1. Windowsエクスプローラで、右クリックして、[ プロパティ ] > [ 拡張システム設定] > [ システムのプロパティ ]を選択します
  2. [ 詳細] > [ パフォーマンス] > [ データ実行防止]を選択します。
  3. 選択したプログラムとサービス以外のすべてのプログラムとサービスについて、 [ DEPを有効にする]を選択します。
  4. [ 追加]をクリックしてブラウズ機能を使用して、除外するプログラム実行可能ファイルを参照します。