Adobe Premiere Pro CS6によるビデオクリップのスピードアップまたはスローダウン

他の非線形ビデオ編集システムと同様に、 Adobe Premiere Pro CS6を使用すると、アナログメディアを使用していても数時間かかるビデオやオーディオエフェクトをすばやく実行できます。 クリップのスピードを変えることは、ドラマやユーモア、プロフェッショナリズムを作品のトーンに加えることができる基本的なビデオエフェクトです。

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プロジェクトの開始

開始するには、Premiere Proプロジェクトを開き、 [プロジェクト]> [プロジェクト設定]> [スクラッチディスク]に移動して、スクラッチディスクが正しい場所に設定されていることを確認します。

Premiere Proでタイムラインのクリップを右クリックするか、メインメニューバーの[クリップ]> [スピード/時間 ]に移動して[ クリップスピード/継続時間]ウィンドウを開きます。

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クリップスピード/継続時間ウィンドウ

[ クリップスピード/継続時間]ウィンドウには、スピードと継続時間の2つの主要なコントロールがあります。 これらのコントロールは、コントロールの右側にあるチェーンアイコンで示されるPremiere Proのデフォルト設定によってリンクされています。 リンクされたクリップの速度を変更すると、クリップの継続時間も調整されて調整されます。 たとえば、クリップの速度を50%に変更すると、新しいクリップの長さは元のクリップの長さの半分になります。

クリップの継続時間を変更する場合も同じです。 クリップの長さを短くすると、クリップの速度が速くなり、同じシーンが短い時間で表示されます。

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速度と期間のリンクを解除する

チェーンアイコンをクリックすると、スピードとデュレーションの機能のリンクを解除できます。 これにより、クリップの長さを同じに保ちながらクリップの速度を変更することができます。 デュレーションを変更せずにスピードを上げると、タイムライン上の位置に影響を与えずに、クリップのより多くのビジュアル情報がシーケンスに追加されます。

動画編集では、視聴者に見せたいストーリーに基づいてクリップのイン点とアウト点を選択するのが一般的です。そのため、ベストプラクティスでは、スピードとデュレーションの機能をリンクしたままにすることをおすすめします。 このようにして、不要なフッテージを追加したり、プロジェクトから本質的なフッテージを削除したりすることはありません。

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追加の設定

[ クリップスピード/継続時間]ウィンドウには、 逆速度オーディオピッチの維持 、およびリップルの編集後続クリップのシフトの 3つの追加設定があります。

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可変速度調整

[ クリップ速度/時間]ウィンドウで速度と時間を変更するほかに、速度を調整することもできます。 可変速度調整では、クリップの持続時間全体を通してクリップの速度が変化します。 Premiere Proでは、 ソースウィンドウの[ エフェクトコントロール ]タブにある[時間の再マッピング]機能を使用してこれを処理します。

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Premiere Pro CS6によるタイムリマップ

時間再マッピングを使用するには、 シーケンスパネルの再生ヘッドを速度調整を行う場所にキューイングします。 次に: